米国のドナルド・トランプ前大統領が、4月2日に発表予定の相互関税政策について柔軟な対応を示唆した。これを受けてビットコインの価格が上昇し、BTC Bullトークンを含む複数の仮想通貨に好影響を与えている。
トランプ氏は、3月22日（金）にホワイトハウスで行われた記者会見で、「私は変わらないが、“柔軟性”は重要な言葉だ」と述べ、状況に応じて対応を調整する可能性を示した。また、4月2日を「解放の日」と呼んだ。
ホワイトハウスの匿名の関係者によると、米国との貿易において輸出超過で、かつ関税が課されていない国々は、今回の相互関税制度の対象外となる見通しだという。
市場は安堵、ビットコインにも好反応
トランプ氏の発言を受けて、伝統的な金融市場は小幅ながら反発した。ダウ平均は1.2％、S&P500は0.5％、ナスダックは0.2％それぞれ上昇し、4週間ぶりに連敗を脱した。
ビットコイン（BTC）もこれに呼応し価格が上昇。Coinbaseのデータによれば、過去24時間で取引量は143.4%増加し、現在の価格は87,700ドル（約1,320万円）となっている。
これは1月に記録した過去最高値109,260ドル（約1,650万円）からは依然として低い水準だが、先週の最安値81,200ドル（約1,220万円）からの回復は市場にとって好材料といえる。
ビットコインに対する強気の見方
年初の不安定な動きにもかかわらず、一部のアナリストは今後のビットコイン価格に強気な見通しを示している。
Bitwiseの最高投資責任者（CIO）であるマット・ホーガン氏は、戦略的備蓄の構想やステーブルコイン（価格が安定した仮想通貨）に関する規制の進展を挙げ、「現在のビットコイン価格は本来15万～20万ドルであるべきだ」と語っている。
ただし、経済的不確実性がその進行を妨げているとも指摘し、「それが解消されれば、年末までにビットコインは20万ドルに到達するだろう」と述べた。同氏はさらに、2029年までに100万ドル（約1億5,000万円）到達の可能性にも言及している。
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏もXでビットコインを称賛し、「史上最大のチャンスが来た」と投稿した。同氏は以前にも、2025年末までに25万ドル到達を予想している。
また、仮想通貨取引所Arkhamは、約8年間動きのなかったビットコインクジラが2億5,000万ドル（約375億円）相当のビットコインを移動させたと報告した。
アルトコインとミームコイン市場も上昇
仮想通貨市場全体も、トランプ氏の柔軟な関税姿勢による影響で活気づいている。
ETHは過去1週間で9％、SOLは10％上昇。ミームコイン市場も好調で、BONKは23.5％、FARTCOINは68％の上昇を見せている。主要なアルトコインも堅調で、市場全体の回復基調が鮮明になってきている。
BTC Bullトークン、注目のプレセール銘柄に
そのなかで特に注目されているのが、BTC Bullトークン（BTCBULL）だ。これは、2025年の有望な仮想通貨プレセールの一つとして期待されているミームコインである。
特徴的なのは、ビットコインの価格が5万ドルごとの節目を超えるたびに、BTCBULL保有者にビットコインがエアドロップ（無償配布）される仕組みだ。これにより、ビットコイン自体を保有していなくても、その価格上昇の恩恵を受けられる。
初回の報酬は、ビットコインが15万ドルに達した際に配布される。プレセールで購入したBTCBULLをBest Walletアプリで保有していれば、購入数に応じて報酬が支給される。
その後、20万ドル、25万ドル、30万ドル、最終的には100万ドルまでの節目で追加の報酬が用意されている。
さらに、定期的にBTCBULLトークンのバーン（焼却）が実施され、供給量の減少によりトークンの価値向上が期待されている。
プレセールは好調な滑り出し
このプレセールは2月に開始され、初日の24時間で24万1,500ドル（約3,650万円）を調達した。その後も順調に資金を集め、現在の調達総額は400万ドル（約6億円）を超えている。現在の価格は1トークンあたり0.002425ドルで、ステーキングすると推定105%のリターンが見込まれている。
BTC Bullトークンの購入方法や詳細については、公式ホワイトペーパーやXチャンネルで確認可能だ。
ただし、仮想通貨プレセールは価格変動が激しくリスクもあるため、投資判断は自己責任で行い、十分なリサーチ（DYOR）が求められる。
